ROUTE FCS 宮原校ブログをお読みいただきありがとうございます。
ROUTE FCS 宮原校、校舎長の中桐です。
はじめましての方も、何度目かの方も、今回もちょっとだけお付き合いください。
5月1日にお邪魔した、
川越工業高校・川越総合高校・芸術総合高校・所沢商業高校
4校合同 専門高校を知る会
についてお話します。
早速内容について紹介します。
はじめに、川越工業高校・堀口校長先生からお話がありました。
専門高校は高度な専門教育を行う教育機関である。
ただ、大学に進学する、というのではなく、
目的・目標をもって進学することの大切さに触れ、
昨今の総合型入試は専門高校の生徒には追い風になっているとのことでした。
つまりは、実技経験はもちろんのこと、
プレゼンや実習(外部の機関や企業との協働)の経験が強みになる。
「中学生の可能性の芽を見つけてあげてください」
という我々へのメッセージは、胸に響きました。
続いて、県教育委員会の方から。
専門高校は実践的な学びができる点はその通りだが、
現状40%超の卒業生が大学や専門学校への進学を選択している。
大宮科学技術高校のように、進学に特化したコースを設置する高校もあり、
専門高校全体としても、大学進学にも力を入れているということでした。
恥ずかしながら、かつ失礼ながら、自分も
専門高校は就職をメインとした高校であろうとイメージをしていました。
ここの考えを改められただけでも、今回の会はとても有意義なものでした。
さて、ここからは各校の先生が
自校ならびに自学科系統について紹介してくださいました。
まずは川越工業高校。
授業カリキュラムは「共通科目:専門科目=6:4」である。
実技・実習はもちろんだが、基礎学力も伴わなければ、
社会に出てから難しくなる、という認識のもと
一般教養も重視して教えているとのこと。
これは、以降お話しされた各校の先生も共通しておっしゃっていることでした。
各学科についてもご説明があり、
いずれも学習・実習のカリキュラムとともに、
設備も充実している点が魅力的でした。
地域・企業との連携という点で、
商品開発などを通して「学ぶ」「協働する」以外にも
実験教室のような活動を通して「教える」経験ができることもいいなと思いました。
もちろん、就職に関しても、
例えば
川越市の技術職員や大手企業の求人枠など、
選択肢がしっかりとある、という印象でした。
次は、川越総合高校。
農業系の公立高校は県内に9校。
(全部わかるでしょうか?)
しかしながら「農業系」という括りはとても広く、
それらをさらに分類してくださいました。
「農」“Agri”
「食」“Food”
「緑」“Green”
「自然環境」“Nature Ecology”
「人」“Human”
つまり、「農業系の学び」=「農業」・「食品」・「環境」「生活」と、広くカバーしています。
農業系の進路に進みたい中学生は、
(また、高校生も大学選びにおいて、)
何を学びたいのか、どんな分野で活躍したいのか、をよく考えて
マッチする学科(学部)に進学してほしいと思います。
川越総合高校自体は総合高校です。
そのため、1年時には主要5教科に加えて、
進路に関するガイダンスを実施して、
2年時以降の学科選択・授業選択に備えます。
専門科目で、実技・実習を厚くするもよし、
主要(普通)科目を厚くして、大学入試を想定したカリキュラムを組むもよし。
結果として、80%以上の生徒が進学を選択しているという状況です。
続いて、芸術総合高校。
芸術系進学重視型の高校であるということで、
実際に90%の生徒が進学を選択し、60%は4年制大学に進学しています。
魅力はパンフレットなどでも挙げられているように
①多彩な芸術(表現)を通して学ぶ場
②専門性の高い教員と恵まれた施設
③芸術系大学進学に向けたサポート体制
④ハイクオリティな学校行事
⑤芸術系文化部のめざましい活躍ぶり
美術科・音楽科・舞台芸術科・映像芸術科と
4つの学科が設置されていますが、
ヴィジュアルで見ていただいたほうが魅力を感じられると思います。
ぜひ高校のHPやInstagramをのぞいてみてください。
1点、学課において、ノーチャイム制とご紹介がありました。
時限の区切りなく、創作や練習に励むことができるため、
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、
非常に良いことだなと感じました。
最後に、所沢商業高校。
こちらも、漠然とした「商業」のイメージを
かみ砕いて説明・分類してくださいました。
簡単に言うと、生産者と消費者をつなぐのが「商業」。
進学・就職については、概ね「5:5」(時に「4:6」)。
先生からは
①「進学もできる」
②「Instagramを見てほしい」
③「文化祭・説明会に来て、実際に見てほしい」
というメッセージを預かりました。
長くなりました。それだけ充実した説明会でした。
各高校の先生方、ならびに会の開催にご尽力いただいた方々には本当に感謝です。
川越工業高校の見学もさせていただきましたが、
それはまた別の機会に。
ちなみに、
冒頭の桜の木の説明のプレートは、
川越工業高校の生徒さんが機械を使って削り出したものだそうです。
業者ではなく、自分たちで作ってしまう工業高生、恐るべし。
今回はここまで。
お読みいただき、ありがとうございました。